Organic Pantryができるまで-第三話-

みなさまこんにちは。店長の江口梨紗子です。
現在45歳で7歳の娘(小2)、5歳の息子(年長)を育てています。
わたしがこのOrganic Pantryをはじめるきっかけになったお話、 少し長くなりますが、眠れない夜などに読んでいただければと思います。

1.食の安全に興味をもったきっかけの話
2.食の安全に興味をもちすぎてヤバかった話
3.娘を妊娠中、切迫早産で入院した話
4.息子の乳児湿疹の話
5.仕事として食を扱っていくことの話
6.Organic Pantry開店の話
7.現在、そして未来への話

本日は、第3話、娘を妊娠中、切迫早産で入院した話

不妊治療で神経質になりすぎた日々を過ぎ、それでも一般的にはまだまだ神経質なオーガニックオバサンな訳ですが、人並みに辛い悪阻も乗り越え、23週に。さあ、そろそろ仕事にも復帰しますかね、と思った矢先の出来事・・・それは「なんだかお腹が痛い」です。

妊娠中は体に色んな変化が起きるので、お腹の痛みも、あるあるなのか?それとも異常なことなのか?とドキドキしつつ、妊婦健診でも一応お腹の痛みは訴えてみたのですがスルーされ・・・。その健診の翌日に我慢できない痛みになり、救急外来へ。23週ではありえないお腹の張りです!即入院!と言われ、昨日の健診はいったい何だったのか、と不信感でいっぱいでしたが、MFICUにお通しされ、助産師さんたちがとっても親切でフレンドリーだったので、気持ちも落ち着き、なんだかとっても至れり尽くせりだけどトイレにも自由に行けないという辛い日々がスタートいたしました。

こういう急な入院って、一瞬でも自宅に準備に帰ることも許されないので、妊婦さんは母子手帳をもらったその日から簡単でも良いのでお泊りセットをご準備されることをめっちゃオススメします。

ちなみに、切迫早産と診断され絶対安静を命じられた私ですが、原因はおそらく妊娠初期には2㎝程度だった子宮筋腫がテニスボールサイズにグレードアップしたことによるお腹の張りだろう、とのこと。それ以外は頚管長も正常、子宮口も全然開いてないので、他の入院されてた妊婦さんよりは軽い方だったと思います。その後31週くらいで退院し、37週で出産いたしました。

そんな大変な入院中にあった素敵な出来事を聞いてください!
入院先はいわゆる大病院だったのですが、助産師さんの中に、「おむつなし育児」を勉強されている方がいらっしゃいました。その方は、私が入院中にふんどしパンツを使っていたり、シャンプーを使っていなかったりしたことを見ていて、気になっていたそうです。そして、ぜひそういう妊婦さんにオススメしたいと、おむつなし育児の本をプレゼントしてくださいました。
その方との出会いが無ければ、おむつなし育児に出会うこともなかったので、ご縁の大切さに大変感謝するとともに、自分の好きなことを、大切だと思うことを日々実践していくと、それを見て声をかけてくださる方が多いことを実感しています。

いま、その時お腹の中にいた娘が7歳。
彼女にも、自分の好きなこと、大切だと思うことを日々実践して過ごしてほしいなと願っています。

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