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みなさまこんにちは。店長の江口梨紗子です。
現在45歳で7歳の娘(小2)、5歳の息子(年長)を育てています。
わたしがこのOrganic Pantryをはじめるきっかけになったお話、 少し長くなりますが、眠れない夜などに読んでいただければと思います。
1.食の安全に興味をもったきっかけの話
2.食の安全に興味をもちすぎてヤバかった話
3.娘を妊娠中、切迫早産で入院した話
4.息子の乳児湿疹の話
5.仕事として食を扱っていくことの話
6.Organic Pantry開店の話
7.現在、そして未来への話
本日は、第2話、食の安全に興味をもちすぎてヤバかった話
今年で結婚10年目となりますが、結婚当初から早く子どもが欲しいなと思っていたのと、その時すでに35歳だったので、もう急がなきゃ、とめちゃくちゃ焦ってました。
新婚旅行から帰るや否や、産婦人科に夫婦で駆け込み(夫はほぼ無理やり連行されるカタチで・・・)、妊娠が可能かの検査をしました。 夫婦ともにまったく異常がなかったので、そのままコウノトリのご機嫌におまかせすればよかったのですが、ズルズルと流れで基礎体温を測りましょう~、から始まって、黄体ホルモン補充しましょう~、となんだか自然な流れで始まってしまった不妊治療。せっかくやるなら、とせっかちな私は早々に体外受精にチャレンジすることに。 必死すぎる私に、夫を含め周りも少々オタオタしていたことに、だいぶ後で気づきましたが・・・。
いよいよ体外受精の準備です!という段階で誘発剤による排卵の数が異様に多くなってしまい、腹水もたまり、もうだめ、お腹破裂しそう、となってOHSSと診断され入院。妊娠もしていないのに妊婦さんばりにお腹が出てしまったり、入院のお部屋も産婦さんの隣だったり、なかなか辛い夜を過ごしました。
そんな中、長いこと不妊治療に挑戦していた先輩がついにご出産との嬉しいニュースが飛び込んできました。彼女は運動でからだを整えて、かつ鍼灸院や漢方がうまくヒットしたとのことでした。なるほど、鍼灸院か・・・。退院した私は即、友人オススメの鍼灸院へ。そこでさらに「子宝先生」と呼ばれる鍼灸師の先生を紹介してもらい、鍼灸とともに、食事や運動の指導をしてもらいました。
前置きが長くなってしまいましたが、わたしの一番ヤバい時期がこの頃です。まず、酒を断ち、砂糖を断ち、小麦を断ち、添加物を完全に断ち、農薬も完全に断ち・・・。
もうお分かりかと思いますが、これを100%実践しようとするとヤバいです。わたしの何が一番ヤバかったかというと、それは、その生活を一時期夫にも強要したことです。と言っても、夫はもともとジャンクフードや甘いもの大好きなので、続かなかった記憶がありますが、なんか色々一番口うるさい時期だったなと思います。それでもなかなかコウノトリは現れなかったので、いったん休憩しよ、と思い、思いっきりお酒も飲んで、好きなものいっぱい食べて、旅に出て帰ってきたらコウノトリがお出迎えしてくれました。
自分が窮屈なのもいけないけど、相手に強要するなんてもってのほかだよね、とそんな当たり前のことにも気付けないほど心がすさんでいたのね、と反省です。
でもね、小麦、砂糖を抜いた時は、たった三週間の間にみるみる体調が良くなっていく様も体験したので、それは時々実践したいなと思っています。 極端は良くないから、ほんとに時々ね・・・。どうしても小麦が欲しくなったら、せめて国産で無農薬の物(当店にもございます!)、または米粉で代用。砂糖の代わりに味醂や甘酒でお料理する、ケーキ食べたくなったら、安心できるお店で買うようにしたいですね。(当店にもございます!)
食べ物に気を遣う方たちが、美味しい日々を過ごすことができるよう、わたしも一生懸命アンテナ張って美味しいもの集めてきますので、応援よろしくお願いします!
第3話につづく!